
これまでも数々のトップアスリートたちを紹介してきた。この方々はいわゆる主役であるが、どんな世界でも主役1人だけの力で舞台に立つことはできない。数多くの協力者たちによって檜舞台への階段を上っていく。とくにアスリートは身体が資本。その大事な肉体改造を受け持つのが、いわゆるトレーナーという職である。
中でもケビン山崎さんは、元読売巨人軍の清原和博氏のパーソナルトレーナーとして一躍脚光を浴びたが、黒いキャップ、黒のスーツ、そしてサングラススタイルは、好奇な目を向けるどころか、危険な香りさえ感じた方もいるのではないだろうか。だが実際のケビンさんは、その印象を180度変えるユーモアセンスを持つ方。
「要はわかりやすく目立ちたいだけ」と笑い飛ばす。86年頃に黒のジャケットにパンツというスタイルになったというが、「そうそう黒のキャップは、そんなに昔でもないんだ。それまではロン毛だったんだから。何故キャップを被るようになったのかは、交通事故を起こしてしまい、スキンヘッドにしなければならなくなったから。そのままじゃ、余計に人相が悪くなってしまう。わかるでしょ」と逆質問。まさに歯に衣着せぬものいいに、すっかり魅せられてしまったわけだ。
そして象徴的なサングラスだが、実は視力矯正用のいわゆるメガネ。レンズにカラーを入れた度付きサングラス的な使い方をしているが、そのフレームデザインは同モデルのフレームが多く、また品番こそ異なるデザインのフレームが見受けられるが、スクエアなレンズシェイプを持つデザインで統一されている。これを見る限りでもかなりのこだわりを感じさせるが、当のご本人にとっては、「サングラスは僕にとって欠かせないもの。洋服とともに僕の正装なんだ。神聖なる制服」と言い切る。このスタイルこそがパーソナル・トレーナーのケビン山崎へのスイッチとなっているという。
パーソナルトレーナーという存在を知るには、どうしてもアスリートとしての活躍が欠かせないが、実は一般の方々にとっても大切なパートナーとなる。身体を鍛えることは、心のありようにつながる。はじめる年齢もまったく関係ないという。ケビンさんの言葉をきけば、きっとアナタもジムに向かってしまうだろう。
「環境順応だから3週間あれば、ある程度わかりやすい環境変化が生まれてくる。これが一つの目安。そこで得た肉体を1週間でメンテナスし、それを繰り返していく。そのためにいろいろなアドバイスをさせていただく。そうなると自分の身体を含めて、衣食住すべてが気になりだしていくようになる。身に付ける服、出入りする店、付き合う人とかね。だらーっと生活している人とはつきあえなくなってしまうというか、向こうがどんどん離れていくよ。差が付けられてしまったと感じるからなんだ。僕はもうすぐ還暦を迎えるけれど、同い年のサラリーマンとつき合えないでしょ(笑)」
そんなケビンさんの目標はアスリートの活躍で魅せられる感動、そして後進のためにもパーソナルトレーナーという存在を広めていくことだ。
「感動がいいよね。これがあるから頑張れる。僕がトレーナーとして指導したアスリートがいい結果をおさめて、多くの人たちに感動を与えてくれたら、これほど嬉しいことはないんだ。もちろんアスリートとの阿吽の関係も、パーソナル・トレーナー冥利に尽きる。このパーソナル・ト

レーナーの素晴らしいところは、野球やサッカーなどスポーツを選ばないどころか、芸能人でも指導することができる。これが醍醐味。決してチームトレーナーではできないことなんだ。いろいろな世界の人たちとの出会いが待っているし、その方々と特別関係を築くことができる。だからもっとトレーナーという仕事を認めてもらえるようしていきたい。トータル・ワークアウト、そして仲間をもっと増やし、100名のトレーナーを100名ぐらいまではもっていきたいね」
トータル・ワークアウト オフィシャルHP
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