Fun to Drive の アイウェア Takumi Yoshida

遠近両用メガネはドライブをしっかりサポート

5月旬人-1そのモータージャーナリストとして、すでに40年近いのキャリアを誇るのが吉田匠さん。根っからの車好きで、しかも大のスポーツカー好きとくるだけに、「永遠のスポーツカー少年」という異名を持つほど。楽しいドライブは安全走行が基本中の基本。数々のロードテストをしてきただけに、車とその周辺を見ることの大切さを誰よりも知る一人。吉田さんにとってのメガネとは、快適に運転するために存在している。

メガネをいつ頃掛けはじめたかの確かな記憶としては大学生の頃です。元々視力はよくて子供の頃は2.0が見えていました。僕らの時代は16歳から軽自動車の免許を取ることができたんです。とにかく早く車を運転したかったら当然、16歳になって免許を取ったわけですが、運転するのに遠くがよく見えた方がいいと思って、いつの頃からかメガネを掛けはじめました。今思えば、きっと標識がよく見えるとか、そのためにメガネが必要だったと思うんです。ですから外出から戻ればメガネを外してしまうんです。家や事務所の中ではメガネなしの生活の方がラクですから

遠近両用メガネ最初こそどうしても慣れなかったというが、使用環境などに合わせた分割比率で作り直すと一転、「今持っているメガネを全部入れ替えたいぐらい」と思わせるほど手放せない存在になっているようだ。

たまたま購入した店が不具合があったら作り直してくれる店だったので、僕の使用状況に合わせてレンズ遠中近の分割比率を変えてくれたのです。最初のレンズに違和感があったからこそ、ちゃんと修正できたのだと思います。作り直した方は1週間もしたら慣れてしまって車を運転しても違和感はありません。これまで遠くを見るための度数が入ったサングラスを掛けていましたから、以前から使っていたメガネを掛けて運転すると、あれ、ナビの文字が読めない、って。それだけ遠近両用メガネが僕の視界をしっかりとサポートしてくれているんです。その見え方が快適で、すべて遠近両用に変えたいぐらい。またこのぐらいの年になると度が進んで行きますよね。一つでも一番いい状態に合わせてしまうと、他のメガネに違和感を覚えてしまう。快適な視界は欠かせないけれど、ある程度メガネを持っていると懐具合も大変。実に悩ましき問題です(苦笑)

現在、吉田さんが所有する車は3台。91年ポルシェ964カレラ2(5段MT)、64年オースチン・ヒーリー・スプライト・マークII(4段MT)、08年ミニ・ワン(6段AT)。いずれもうなってしまう名車たち。楽しさを味わうにはスプライトと964だが、普段の足として重宝しているのが、ミニ・ワン。コンパクトなのに高い剛性がお気に入りのようだが、すべてに共通しているのは、走る愉しさだ。そんな吉田さんが気になる車をあげていただいた。

自分が欲しいという車ではありませんが、昨年発表されたフェラーリ・カリフォルニアはいいですね。フェラーリは割と乗りにくいところがあったけど、カリフォルニアはメルセデスのように乗り易い。もちろんエンジン音はフェラーリらしい官能が味わえる。また初めてメタルのオープントップ5月旬人-3が採用されてもいます。ただフェラーリは価格的に現実離れしているので、他のスポーツカーとしては、ポルシェ・ボクスター・スパイダー。幌を簡素な手動式に替えるなどして大幅に軽量化をはかったモデルで、軽快で引き締まったドライビング感覚はすこぶるファン。さらにロータス・エリーゼ、ケイターハイム・スーパーセヴンなど、パワーに任せて走るのではなく、軽量ボディを武器に、俊敏に走るスポーツカーが僕の好みだし、エコという観点からも読者諸兄に大いにおすすめできると思っています。以上はすべて現行生産車ですが、ドライビングの愉しさという点では、現代の車より旧い車、いわゆるヒストリックカーの方が実は上なんですね。旧い車は渋滞などいまの交通事情の中を走るのは苦手ですが、その分ヒストリックカーに適した道路環境で走れる場面では、現代の車では得難い悦びをドライバーに与えてくれます。どの年代がいいのかは、その人が生まれた年代によって変わってくるはずですが。47年生まれの僕としては、自分が青春期を過ごした50年代末から70年代前半までの車、なかでも特にスポーツカー、すなわち60年代を中心とするスポーツカーがルックス的にもドライビング感覚的にも、最も魅力を感じる年代の車になります

オフィシャルブログ『TAKUMI YOSHIDA.log』:takumi-yoshida901.way-nifty.com/start
みんカラ『男は黙ってスポーツカー』:http://minakara.carview.co.jp/userid/378570blog/

全文は是非、本誌で!