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シルバー(銀色)フレームのいただき方
Feature February
シルバーの力

一口に銀縁フレームというが、その大半は素材を指すものでなく、色合いと輝きから呼ばれている。素材の腐食を抑えるため、また本物の銀色を再現させるため、メッキ等の表面処理によって使われてきた。長らく定番として受け入れられてきたのも、そのカラーによるところが大きい。
その大元となる銀であるが、古来より人間との結びつきは強い。その一つが殺菌力。銀にはバクテリアの繁殖を抑える殺菌力があることを発見し、それがナイフやフォーク、また医療器具に使用されている。また最近では消臭剤にも銀の文字が踊り、普段の生活にとけ込んでいる。
そして魔よけとしても使用されてきた歴史もある。耳から病魔の進入を防ぐためのピアス、そして急所の喉を守るための首輪など・・・、今ではアクセサリーとして楽しんでいるが、実はこうした隠された過去を持っているのは興味深い。いずれにしても人間にとって銀は欠かすことができない素材であるようだ。
また銀は金属の中で可視光線領域において一番その反射率が高いとされている。磨けば磨くほど、輝いてくる、何とも愛着が沸いてくる金属でもある。
しかしその銀も空気中の成分や皮脂によって放っておいてしまえば黒くなってしまう。これは銀のデメリットであることは紛れもない事実。これも災いを転じて福となすではないが、色の変わり方に自分との歴史を重ねてみるのもいいし、手入れさえ怠らなければ、美しい輝きは半永久的に持続する。つまり自分の人生と重ねることができる、正真正銘のパートナーとなりうるということ。男性ならば年を重ねれば、いぶし銀のような渋い男になれればなどと、誰もが思い描いていることも付け加えておきたい。
光沢の極致
ファッションを色を抜きに語ることはできないが、果たして銀色をその括りに入れることは難しい。それは独特の光沢感にあり、まさに鏡そのものともいえるからだ。鏡であるならば、光沢を持ちながら周りのものを映し出す。つまり貴方色のメガネに染めることができると言えなくもない。
昨年は必殺仕分け人が話題を呼んだ。「どうして1番でないといけないのか、2番じゃだめなのか・・・」というフレーズは今もしっかりと頭の中にインプットされている。今月はカナダで冬季オリンピックが開催される。1位は金、2位は銀、3位は銅。これはあくまでも勝負の世界の話。
シルバーはものを映し出すが、それは虚飾でなく真実の姿。奇しくもメガネには鏡という文字が使われている。メガネの世界においてシルバーこそ、ある意味、王道といえるのではないだろうか。
FRED
世界屈指のジュエラー「FRED」が生み出すラグジュアリーフレームコレクション。ジュエリー同様に身に纏う喜びを与えてくれるフェイスジュエリーとなる魅力的なコレクションには、レアメタルであるルテニュウムをはじめ、プラチナ、パラジウムの銀色の輝きがある。一般的なプレーティングの2〜4倍の厚さから生まれる輝きは、深みのある輝きだけでなく高い耐久性も実現。さらに洗練されたヨーロピアンテイストをふんだんに取り入れたデザインとともにユーザーの個性をワンランク上へと引き上げる真のラグジュアリーアイテム、フェイスジュエリーとして身に着けるよろこびと感動を与えてくれる。

JAMAIQUE(FJA-C100-PLBL )
テンプルに埋め込まれた黒七宝とプラチナプレーティングが互いを高め合うコンビネーションでオン・オフを問わずあらゆるシチュエーションで大人のお洒落を表現する。素材:サージカルステンレススティール/プラチナプレーティング
カティアインターナショナル
www.katia.jp
KAWAKAMI
メガネフレーム産地が福井県であることを知る人はかなり増えてきたが、東京におけるメガネフレームづくりも、それを上回る一世紀を超す長い歴史を持っていることを知る人は少ない。今は貴金属フレームや鼈甲などの高級枠に特化しているからかもしれない。だがその味わいはより手作りの温もりを感じさせ、素材の持ち味を十二分に引き出した高級フレームとして、永遠の憧れとされている。
その東京のメガネフレーム製造の中でも川上眼鏡製作所は、一

点ものと呼ばれる伝統的な技術を引き継ぎながら、新たな製造技術、素材開発、そしてデザイン開発などを通じ、貴金属フレームの今と未来を常に見つめ続けるメーカー。様々な素材開発を進めているが、その一つが2年ほど前から進めているシルバーフレーム。金相場の高騰も一つのきっかけになっているようだが、それよりも銀だけが持つ輝きをメガネフレームでも再現したいという願いが込められている。むしろ職人、技術者として挑戦意欲をかき立てるのかも知れない。
純銀ではメガネとして柔らかく、割金という配合する金属が必要となる。その素材も様々な金属を配合し、十種以上の素材テストを繰り返し、ようやく完成に近づきつつあるという。
写真のモデルはその一つ、コバルトなど何種類かの割金を配合したものだが、銀の味わいでもある硫化を抑え、またメガネフレームに求められるバネ性をさらに高め、一つのカテゴリーとして確立していくという。貴金属を専門に扱うメガネフレーム作りの真価が、銀フレームにも吹き込まれようとしている。一日も早い完成を待望するのみだ。
川上眼鏡製作所 TEL.03-3965-5151
KOH BOH SAKU

T-257SI
サンプラチナを使った手作りフレーム。ベーシックなボストンにマンレイ山のブリッジ、そしてテンプルに施された彫刻が、まさにトラッドテイスト。古き良き時代のデザインが今に蘇る。左右非対称丁番。
フェイシャル インデックスニューヨーク東京
www.facial-index.com/
TOKI

アメリカのデザインと日本の技術力とのコラボレーションによって誕生したTOKI EYEWEAR。上下左右どこから見ても立体的な3次元フォルムが織りなすデザインは、ハリウッドセレブたちに愛されている。
中でもシリーズ最上級モデルとして、美しい輝きを身にまとうのが、プレシャスメタル。24Kゴールドの厚メッキ(4〜5μ)をベースに、イオンプレーティング、ローズゴールドメッキ、プラチナメッキを施したその名にふさわしい豪華な仕上げ。今回は0.1のプラチナメッキ施した2色メッキ使用の741カラーのTAJ MAHALを紹介。ひねりや多面カットという3次元フォルムの造形に合わせ、白金と金色が織りなす光の世界。その輝きに一度触れてしまうと逃れられなくなりそうだ。
TK-8096-741
クリアヴィジョン
www.clear-vision.jp/cv
MIZ JAPAN
ミズジャパンコレクションは、シンプルかつ個性的なフォルムを持ち、使い込むほどに愛着が湧いてくる眼鏡フレーム。コレクションには金、プラチナ、銀などを使用し、それぞれの素材の特徴を生かし製造されている。またメッキや色つけなどの後処理を施さないため、それぞれの素材が醸し出す輝きが楽しめる。

MI-202
ゴールドよりも軽やかでシルバーよりも強靱でしなやか、さらにプラチナのような白い輝きをもつ新素材「APC」採用モデル。銀とパラジウムと銅の合金であり、それらの元素記号の頭文字をとって名付けられた、プラチナ、ゴールド、シルバーに次ぐ、ミズジャパンコレクション第4の高級素材として登場。
素材:APC(エー・ピー・シー)
水島眼鏡
www.miz-opt.com