様々なスポーツの中でサング

ラスが使用されているが、自転車ほど着用率が高いスポーツはない。それだけにスポーツ系サングラスはもはや見なれた存在でもある。だが新城選手が掛けているサングラスは、個性を主張するに十分なインパクト持っている。聞けば自身の名を冠したモデルであり、自らも開発に携わった愛着深きスポーツアイウェアだ。
「とにかく抜群のフィット感なんです。何故かといえば、僕のオーダーに応えてくれたモデルで、カーブも僕の顔に合わせてもらっているからです。レンズも大きめにしてもらったり、パットの位置ももう少し低くとか、細かな要求に応えてくれました。このメタリックはキラキラしていてキレイでしょ(笑)。これはどんなジャージにも合うのがいいですね。ジャパンチームのユニホームは基本的に赤と白だけなので、これを掛けると存在感が出てくるんです。提供いただいているオージーケーカブトさんとのお付き合いは3年となりました。最初こそ一般に販売されているモデルを使っていますが、サングラスは僕らプロにとって大事なアイテム。だからこだわらないといけないものです。まず機能が第一。どんなに格好良くても機能が悪ければ付けたくないし、ただのお飾りなってしまう。その上でファッションとして楽しむ。レースには最低でも3ペアは用意していくんです」
ツール・ド・フランスへの3年連続出場は惜しくも叶わなかったが、いまもフランスを拠点に活動を続ける新城選手。最後に今後の目標と自転車の魅力について語ってもらった。
「いつまでプロ選手としてやっていけるかはわかりませんが、福島さんはいまも現役ですから、負けるわけにはいきません(笑)。来年はオリンピックイヤーですから、出場を目指したい。プレオリンピックで本番のコースを走ってもいますし、石垣島出身で五輪出場した選手がいないので、その思いは強いです。もう一つはやはり、ツール・ド・フランス。またあの舞台に戻っていきたいです。優勝という二文字は? それは大前提です。あえていう必要がないことは、ファンの期待をしっかりと感じているからです。
自転車の魅力はとにかく、ドキドキ、そしてワクワクできること。年をとっても自転車に乗ればドキド

キ感が思い出とともに蘇ってくる。日本に帰って来たとき、たまに父親と一緒に走ることがありますが、『お前、もっとゆっくり走れよ』と。いくら頑張っても勝てなかったのに・・・。僕自身、何度レースを経験しても緊張するんです。社会人になって、ドキドキ感を得られることってそう多くはありませんよね。それから人との繋がりがたくさんできることでしょう。自転車に乗っているだけで友達になれる。歩いていてすれ違う人に気軽に声を掛けられなくても、自転車があれば『こんにちは』と声を掛けることができる。コミュニケーションツールにもなるんです」
全文は是非、本誌でお楽しみください。
profile
あらしろ ゆきや
1984年9月22日、沖縄県石垣島生まれ。県立八重山高校を卒業後フランスへ自転車留学し、自転車競技の世界に入る。07年には22歳の若さで日本選手権優勝に輝き、09年UCIプロチーム、仏Bboxブイグテレコム(現ユーロップカー)と契約し、プロツアー選手となり、同年には戦後2人目となるツール・ド・フランスへの出場を決め、日本人初の完走を成し遂げた。さらに翌年も出場を果たしたほか、三大ツールの一つ、ジロ・デ・イタリアを完走するなど、日本人としてこの2つのグランツールを完走した初めてのライダーとなった。またロード世界選手権では日本人歴代最高位の9位という成績を残す。現在、フランスに活動拠点を置き、ヨーロッパレースを中心に活躍している。
オフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/cpiblog00375/