古くて新しいその姿 丸眼鏡 Feature DEC

円に縁あり・・・

12本文丸メガネを、メガネショップで見る機会は、そう多くないのも事実。誰にでも微笑みかけてくれるデザインである反面、メガネが掛ける人を選ぶ頑固者でもある。これがショップ側が二の足を踏む一つの理由なのではないか。しかも正円であれば、レンズ加工に技術が求められる。球面度数だけであれば問題はないが、乱視や遠近両用メガネとなると、レンズの加工精度が問われてしまう。丸だけに少しでも寸法を小さくしすぎるとレンズが回転してしまう可能性があるからだ。また丸メガネは、多種多様なレンズデザインと異なり、その形状によってレンズの歪みを少なくできるという利点もある。
極端ではあるが、天使と悪魔。丸メガネは二面性を備えているといえるだろう。どんな美男美女でも飽きがくるとは、古都の僧侶の言葉でもある。才色兼備は誰もが願うが、完璧であればあるほど距離を置きたくなるのも人の性。少し変わり者でも、たった一つの個性が、その人を輝かせるのもまた事実。
それだけに丸メガネがピタッとはまった時の満足は大きい。きっとメガネに選ばれたという感激すら感じることだろう。愛嬌者の変わり者、といったイメージもある丸メガネだが、ちょっとしたメガネ選びのコツを掴めば、その距離はグッと近づく。レトロの主役、丸メガネは、時代時代の解釈が加えられ、コーディネートしやすいデザインが生まれてきてもいる。
2011年ほど絆が求められた年はない。日本人の和の精神は、輪にも通じる。そして円は縁に・・・。絆の輪を広げ、個性を広げていくためにも、丸メガネで1年を締めくくるのはいかがだろうか。

丸眼鏡のウンチクあれこれ

ひと口に丸メガネといっても個性は様々。素材、大きさ、色、そして細部のデザインテイストそれぞれの組み合わせで、驚くほど違った雰囲気になる。丸い形が目を囲み、それが顔に乗ることによって、さらに強調されるというラウンドデザインならではの面白さ。ここではタイプの違う丸メガネによって大きく変わる顔の印象を眺めてみよう。
12うんちく

丸の世界へようこそ

LAFONT
12ラフォンFARWEST
ラフォンが発表するコレクションの中で、最も大切にしているクラシック・ライン、リエディションのラウンド

イワキメガネ TEL.03-3462-1504




HAND MADE ITEM
12ノバH-423
カラー:C-7 サイズ:41 25,200円
クラシックシリーズの定番モデルの一つ。一山セル手タイプ。セルパッド付き

NOVA TEL.0778-51-2470



BJ CLASSIC COLLECTION
12BJPREM-108
カラー:C-2 サイズ:40□25-145 29,400円
無垢のチタンを使用。クラシックメガネの定番である一山を採用しているが、5年の歳月をかけて鼻部のフィッティングを可能にしている

ブロスジャパン TEL.0778-53-7075


大正ロマン
12大正ヴィンテージをコンセプトする大正ロマン。モデル名もいろはにほへと…、モガ・モボが町を闊歩するような姿が思い出される。新しい文化が生まれる、その時代性がコレクションに映し出されている。写真は「ホ」サイズ:42□20

クリアヴィジョン TEL.03-3831-5384



Anne et Valentin
12アンバレBRETON
カラー:1121 31,500円
COLORSのファミリー中、Silmo展で発表されたトラッドと言うよりもアーティスト的な印象の新型ラウンドフレーム。立体的なグリーンのテンプルとハニーカラーのデミカラーの組み合わせが美しい
グローブスペックス エージェント TEL.03-5459-8236

MIZ JAPAN
12水島IV-1101
カラー:金無垢 サイズ40□24-140
K18イエロー・ゴールドのフロントに、大胆な象牙のテンプルを組み合わせた逸品。同社は象牙取り扱いの届け出を済ませている正規業者

水島眼鏡 TEL.0778-65-1533